現在えこだ堂BASEで入手可能な既刊ZINEのご紹介をいたします。

今回は「きほんのPTA ver.1.5」です。

最終的にPTAを自然消滅させることを狙ったZINEです。

それはなぜかといえば、

どういう論調だろうが、
PTAというキーワード自体を
見たり、聞いたり一切したくないから!


とりあえず、現行法解釈や通知のみで加入自由を維持するPTA運営に疑問を抱いたり、限界を感じたりしたら、ぜひ読んでください。

こどもから大人まで過剰な負担がかからない公教育を!

たまたま引き受けた会長や副会長が無事任期を全うしますように!

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表紙。

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まえがきと目次。

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本文の一部。

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本文の一部。

■スペック
「きほんのPTA ver.1.5」
PTAの自由を守る会 著
2020年5月 発行
税込600円
A5サイズ
全36ページ
オールカラー
表紙はセミ光沢紙
中はマット紙
中綴じ

■まえがき
今日からあなたもPTAマニア
はじめまして。『PTAの自由を守る会』代表の大森香里と申します。主な仕事はグルメライターです。2019年12月現在高校2年生の息子が小学5年生6年生だった2013年度と14年度に都内区立小学校PTAの副会長を務めました。そのころは放課後ひろばのスタッフしかやっていなかったため、うっかり引き受けてしまったのです。
今思えば、それがめくるめくPTAワールドいやカオスにハマったきっかけでした。「子どものためとはどこへやら?」と思う暇もないくらい膨大な量の作業。ギャラなしでなぜやらないといけないのか。それでもやるべきことをやらないと気が済まないため黙々と処理する毎日。
しかし、文句を言う他の保護者の対応には辟易したものです。「やりたい人とだけでやったらどんなに楽か。やりたくない人はやらなくていいと言えたらもっと自由だろう」、そんなことばかり考えていました。個人情報保護法改正前だったとはいえ、入退会自由の任意団体だというのは周知していない。PTA独自で名簿は作っていたけれど。
幸か不幸か息子の高校は最初からPTAがありません。完全にPTAから引退した身ではありますが、しがらみなく、堂々とやりたい人だけでできる自由なPTAを未来に残したく、議会などにPTAで守るべきことを周知する活動をしています。よりPTA問題について拡散させたく、縁のない人でもあっという間にマニアになれるくらいのZINEを作りました。ないのが不思議だと思っているPTAに関する法律については勝手に草案。
これを読めば、あなたも今日からPTAマニアです!

■目次
P04 解説:PTAの基本三原則
P05 勝手に草案!PTA基本法
P06 PTA活動に関する各自治体の取り組み
P10 議会で取り上げられたPTA問題
P14 ついにP連適正化の時代へ14
P18 PTA問題についてもっと解決してもらいたい
P22 次は国会へ陳情を提出予定
P24 ひと味違うPTAイベントを開催したよ!
P26 参考文献
P28 参考イベント
P31 アフターコロナのPTAを予想してみる
P32 開催予定だったイベント
P34 参議院に提出した陳情

■著者プロフィール
PTAの自由を守る会 代表 大森香里
かつて他薦により都内区立小学校PTA副会長を経験。
一年目、会長副会長が担う莫大な量の業務に呆れ果てながらも、問題点を的確に見出すためもあり、引き継いだ通り完了。
二年目、各委員の業務も含めた見直しや全体的なスリム化を周囲と協力しながら慎重に可能な限り進めた。
そんな中でも痛感したのは、現行法遵守に沿った(と一部が主張する)適正化導入の限界。
副会長引退後は、PTAのことなんかはすっかり忘れて仕事に没頭した。
しかし、偶然見た大手メディア報道をきっかけに、やむえない事情で適正化導入しなかった会長副会長経験者に対して偏見が抱かれ、誹謗中傷がなされていることを知ってしまう。
そのあまりにも軽率で短絡的な論調に怒りを覚えたことから、noteにおいて「PTAの自由を守る会」というクリエイター名でPTA問題について投稿開始。
PTAの自由を守る会という名称の由来は、元々〇〇の自由を守るというフレーズが好きであることに加え、入退会自由から派生してPTAや関係者にまつわる自由について探すと、相反したり矛盾したりすることを含め、たくさん出てくるのがおもしろいから。
会といっても、とっくに引退している身なので、窒息しない程度に息をひそめながらずっとひとりで活動。
具体的には、大抵のPTAでは導入が難しい適正化例のむやみな拡散を抑止し、一部適正化推進派による非弁活動も防止するため、理念法的な加入自由の法制化を求めていた。
現在は、たまたま引き受けてしまった会長や副会長が、他校非会員や他P会長などから、バッシングされないことや親切の押し売りがごとくアドバイスされないことを切に願い、児童にはもちろんのこと教員・保護者・地域にも過剰な負担のない然るべき公教育と社会を静かに望んでいる。
余談として、PTAは不要派だが、解散しようとすると却って手間が激増するため、無理に解散しない方がいいという考え。消極的に活かせるなら活かせばいいと思っている。
尚、基本的には自由ほど不自由なものはなく、法などによって自由は守られることもあるとも認識。自由より適当を重視。
PTAについて忘れたら活動は終了とし、己の適当さも貫くつもり。

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どうぞよろしくお願いいたします。